集落へ近づくと、男性が瓦礫に座っていることがわかります。軽くうつむきぼーっとしています。
男性は、あなた方に気がつくと、すっと立ち上がり、あなた方の方へ笑顔で手を振り近づいてきます。
[目星]を振ってもらい、成功した場合。
男性は、何かを隠したようなそん振りをしたような気がします。
※キーパー情報
遭難者の男が隠したものは、拳銃です。
ショルダーバッグの中に隠しました。このことにいくら質問してもシラを切ります。
バッグの中を見せてって言っても全てのポケットの中身は、見せてくれません。いい感じにはぐらかされます。
バッグの中身は、スプーンや、小さなナイフ、紙くず、ロープ、布などのサバイバルに使いそうなものが入ってます。
一人だけ生き残っていた男性が絶望し、拳銃を眺め自殺を視野に入れていました。
探索者たちの存在に気がついた男性は心底喜びます。
拳銃を持ってると警戒されると思ったので拳銃を隠します。
もし目星がクリティカル等あった場合拳銃であることを伝えて良いと思います。
男性は、中国語で話しかけてきます。
あなた方が日本語で喋っていることに気がつくと、カタコトですが、日本語で話しかけてきます。
「救助 来た 良かた わたし 帰れる これで」
男性は、マレーシア航空の乗客で、1年間ここですごいていたようです。そして、あなた方のことを救助隊と勘違いしてるようです。
あなた方が救助隊でないことに気がつくと露骨に落ち込みます。
彼の名前は、ヤン・ツェーと言います。
※キーパー情報
もし探索者の中に中国語を習得している探索者がいる場合は、遭難者の男は、中国人からマレーシア人へ変更してください。
名前は、アリ・ハフィス・ビン・アブドラー。省略してアリ・アブドラーとか名乗ってください。
マレーシアの公用語は、マレー語。そのほかに中国語と英語を喋れるようですが、ゲームの都合上、マレー語と片言な日本語しか喋れない設定にしてください。
マレー語の探索者がいた場合は、なんか適当ないい感じの人種にしてください。
ヤンから、ヤンがマレーシア航空の乗客であること、飛行機が良く分からないところに不時着したこと、生き残った人間がもっといたが、現在は、ヤンしかいないこと、濃い霧の中は、危険であることみたいな話をカタコトで聞きます。
布で作ったような粗末なテントがいくつも並んでおり、焚き火には、火が灯されています。
焚き火
焚き火の脇に本が積み重ねられており、この本は、火を起こすのにどうやら使われているようです。
以下の本があります。
[オカルト]成功でオカルトに関した本がいくつかあることがわかります。
オカルト本
ポポル・ブフ :この本は、キチェ族の伝承や来歴について書かれた神話である。マヤ族の宗教を知る上で、貴重な資料の一つである。新品の本。
タットヴァ :インドの仏教や、哲学と西洋魔術を組み合わせた儀式魔術で、魔力の篭ったアルコールを飲み五大元素を表す図形を眺めることで世界を飛び越えることができるとされている。重要な図形のところが破かれている。
ソロモンの大いなる鍵:ソロモンの名を冠する7冊の断章を基にマグレガー・メイザースによって再構築された魔術書である。グリモワールとして有名。72柱の悪魔の召喚及び使役といった内容が書かれている。破かれ半分以上がない。
赤の書:心理学者カール・グスタフ・ユングが精神状態が不安定になった時に、夢やヴィジョンを書き記したもの。胡散臭い。
ピカトリクス:賢者の極みと題された魔術書。この本は、とても強力な力を与える調合薬の作り方が書かれている。秘薬の材料が人の糞尿。
※キーパー情報
タットヴァ以外の情報は、意味ありません。タットヴァ以外は、胡散臭く全部デマであることがわかります。この本は、乗客の持ち物だったようです。遭難者の男ヤンは、オカルトを信じておらず一切読まず、焚き火の火付けに使ってます。
テント
ヤンが使っているテント以外にも今はもう使用者がいないテントが複数並んでいます。
とあるテントに入った時、なにやら漢字と絵の描かれた布が吊り下げられてるのに気がつきます。
さらに他のテントの中に、中国語で書かれた日誌を見つけます。
[中国語]技能か[日本語]技能の半分で読むことが出来ます。
携帯電話の翻訳機能を使うと宣言があった場合は、[コンピュータ][図書館]技能で読むことが出来ます。
遭難者のヤンに翻訳してもらうと宣言があった場合、「日本語」技能で読むことができます。
※ ここの技能の判定は、KPにお任せします。
遭難者の日誌
『 森に潜んでいるネズミ怪物たちは、キノコを主食としているようだ。
そして我らが持っていたカビたパンを非常に興味を示していたので、あげてみたらとても喜んでいた。きっと彼らは、菌類を食しているのだろう。
彼らは、どこで入手したかわからないが、缶詰や、缶飲料を持っていた。彼らと物々交換をすることで友好的な関係を作ることができそうだ。
彼らネズミたちは、みんな同じ顔に見えるが、特徴的な外見をしているものたちがいる。
コック帽のようなキノコを生やしたもの、鍋をかぶるものなどだ、彼らに呼び名をつけて見ようと思う。
コック帽のようなキノコを生やした彼は、「シェフ」と呼ぼう。彼は、ネズミ怪物たちの長のようだ。
鍋をかぶる彼は、「ポットキャップ」我々の持ち物に興味を示している。
メガネをかけている奴は、いつも本を持っているので、「スカラー」
ボサボサ頭で鍵をぶら下げているのは、「キーマン」
いつも群れから離れて行動している彼は、「オッドボール」彼は、仲間たちから英雄と呼ばれているようだ。』
"森"について情報が出た際に最初に提示したマップを更新します。